人の角煮の受難

Ordeals Of Hito No Kakuni

ODをするということ

ごきげんよう、人の角煮です。最近はめっきり寒くなって本格的な冬の到来を感じますね。それと共にメンタルが落ち込んでしまっている方も多いのではないでしょうか?増える腕の傷、血のついたティッシュ、散らばる薬の殻、転がるブロンの瓶……。そんな光景が目に浮かびます。

 

前置きはさておき、今日はオーバードーズ(overdose、以下OD)のお話をしたいと思います。ODとはメンヘラの皆様なら知っての通り、薬を多量に服用し、何らかの効果を得ることです。わたくしは、最近になってODに手を出し始め、今ハマりつつあります。

 

初めてブロン錠を飲んだときの脳味噌の違和感は強烈でした。脳味噌の溝に細かいビーズがはまってうじゃうじゃと転がっているようなそれはそれは気持ちの悪い感覚でした。しかし2度目3度目と繰り返すうちにその感覚が癖になっている自分に気づきました。わたくしは中途半端に頭が良く、それに対して大変コンプレックスを抱いていたので、脳が蝕まれていくような感覚を実感できることはコンプレックスの解消に繋がりました。頭の良さという自分の唯一のアイデンティティがぼろぼろと崩れていくことでわたくしが霧散していくような、自由になっていくような気がしたのです。

 

今ではもはやODが日課になってしまっています。わたくしの肝臓は悲鳴をあげていますが気にしません。脳が擦り切れるまで、わたくしの存在価値がなくなるまで、わたくしが朗らかな気持ちで毎日を過ごせるようになるまで、ODをやめることはないでしょう。これがわたくしのODをする理由です。

 

死という選択に踏み切れないあなた、少しでも生き辛さを和らげるためにODという手段があることを忘れないでください。ほんの少しでも満足のいく人生を送りたいという気持ちがあるのなら生き辛さを誤魔化しながら一緒に生きていきましょう。

今日はこのへんで終わりにしたいと思います。それでは皆様、よい終末を〜!

 

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